糖尿病の猫の介護⑱
前回のおはなし
その翌日、ペス夫はうんこをした。
少しやわらかめだったけど、出るのと出ないのとは大違いだ。
獣医さんは「量を全然食べとらんので、出ないのは気にせんでいいですよ」とは言っていたが、やっぱり出てくれると正常に戻ったような気がして嬉しかった。
病院に連れて行き、いつものように検査をする。
体内のミネラルバランスが崩れているようで、明日からそれらを補う点滴に変えるとのこと。
家に連れ帰り、妹と2人でペス夫にえさをやる。
今朝のうんこが効いてスッキリしたのか、人間の方があげるのに慣れてきたのかいつもよりも量を食べた。
母の逆鱗が響いたような気もする。
ほんの少しだけど、回復の兆しが見えてきた。
いつも見ていただいて、ありがとうございます!