2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧
ある朝、ペス夫の調子がおかしかった。 ごはんをあげてしばらくたったころだった。 にゃーにゃー言いながら徘徊をするのだ。
さっそく叶いはじめましたよーん
それからまた、以前と同じようにペス夫中心の生活がはじまった。
それから2週間が過ぎた。 わたしは利尻島での生活がどうしても合わなくて、神戸に帰ることに決めた。
ペス夫の調子は変わらなかった。 毛艶もよくなり、以前と変わらずごろごろいうようになったが、相変わらずごはんは食べなかった。
前回のおはなし 糖尿病の猫の介護⑳ - さすらいのとびー!tobitrip.hatenablog.com それからペス夫の餌やりは比較的楽になった。 シリンダーであげていたときよりも、いっぺんにたくさん食べさせることができたからだ。
現在70/100。やりたいこと、随時更新の予定。
家に帰り、さっそく妹と相談しながらえさをあげてみた。 先生のように指でえさをあげるのは、するどく尖ったきばが怖いので、2回で断念した。
ほんの少しずつ回復してきたペス夫は、抵抗するようになった。 えさを食べさせようとすると、復活してきた後ろ足で思い切り蹴ってくる。
その翌日、ペス夫はうんこをした。 少しやわらかめだったけど、出るのと出ないのとは大違いだ。
翌日は授乳期用のえさをあげてみた。 こちらもにおいが抑えめなので、人間的にはありがたい。
このにおいに嫌気がさしてきたのは人間の方だった。 そして誰ともなく「ペス夫もこのえさやから食べへんのんちゃうん」とか言い出し始めた。
そんな状態が2、3日続いた。 毎日病院で打ってもらう吐き気止めの効果で嘔吐は治まったが、よだれや食欲不振は変わらなかった。
次の日から本格的な介護がはじまった。 朝7時にインスリンを打つ。
翌日も病院に連れて行った。 今日は1日ペス夫を預けることになっていた。
一昨年、チェンマイのタイガーキングダムに行ったときのはなしー! タイガーテンプルとのちがいもちょっと。
次の日もペス夫を連れて病院に行く。 嫌がるそぶりは見せるが、抵抗する気力もないのかすんなりとキャリーに収まる。
家に帰り、ごはんをあげてみた。もらった高カロリーの缶詰は、前の病院でもらったものと同じだった。
猫の肝リピドーシス(脂肪肝)は、とてもこわい病気だ。
病院につき、先生に診てもらうようお願いする。ケトアシドーシスの症状がでていたこと、低血糖に陥って救急に運ばれたこと、現在対処療法で点滴だけ打ってもらっていること、昨日から元気がなくごはんを食べていないこと。
「ペス夫の調子が悪いねん。明日病院連れてってくれへん?」神戸に帰ってきて10日目の晩、母に頼まれた。
通い慣れた病院へ2日に1回点滴に通う。インスリンは打たない。足りていない水分を点滴で補うだけ。
翌日、ところどころ毛を刈られ痛々しい姿になったペス夫を連れて、かかりつけの病院に行った。救急病院は救急なので、そのまま診てもらうことはできないからだ。