糖尿病の猫の介護24
前回のおはなし
それからまた、以前と同じようにペス夫中心の生活がはじまった。
だけどペス夫の様子は以前とは違うかった。
まず血糖値が低くなっていた。
以前はインスリンを打たない状態で500。
朝打ってお昼で300前後。
それが、朝打って130まで下がっていた。
夕方にかけてもう少し下がっていくので、お昼でここまで下がっていたら危険だ。
今度は低血糖になってしまう。
調子が悪いのはこのせいかもしれないと、インスリンの投与は取りやめとなった。
それから、肝臓は悪くないみたいだった。
黄疸も出ていない。
どこが悪いのか確定はできないが、とにかく吐き気がするみたいで嗚咽が止まらないので、強力な吐き気止めを打つことに決めた。
何があっても吐かないようにできるくらい、強力な吐き気止めだった。
異物を飲み込んでいないか聞かれたくらいだ。
それからしばらくは病院に毎日通った。
点滴、痛み止め、吐き気止めが二つに血液検査。
一万円が毎日飛んでいった。
いつも見ていただいて、ありがとうございます!