糖尿病の猫の介護⑨
前回のおはなし
病院につき、先生に診てもらうようお願いする。
ケトアシドーシスの症状がでていたこと、低血糖に陥って救急に運ばれたこと、現在対処療法で点滴だけ打ってもらっていること、昨日から元気がなくごはんを食べていないこと。
看護士をしている妹が症状を詳しく話す。
わたしは「専門職の人がおったら便利やな」くらいのことを考えてぼんやりしていた。
病気は長引けば長引くほど、いろんなところに影響を及ぼす。
低血糖になってから1ヶ月。ペス夫のからだはゆっくりと蝕まれていた。
まず血糖値が高いこと。500あった。
低血糖になってから一度もインスリンを打っていないのだから当たり前だ。
血糖値が高いと食欲が湧かないからごはんを食べることができない。
そのためペス夫はあまりごはんを食べなくなってしまったのだ。
そして糖尿病に限らず、太った猫がごはんを食べないと大変なことになる。
身体中に黄胆ができ、肝リピドーシス(脂肪肝)になってしまうのだ。
ペス夫はその一歩手前だった。
いつも見ていただいて、ありがとうございます!