映画『聖者たちの食卓』見てきました
先日、風ぴゅーぴゅーの中リトルカブ飛ばして見てきたこの映画がスゴかった。
インドのシク教寺院で、毎日施される10万食の無料の食事。の全貌ドキュメント。
計算され尽くされた流れ作業で、どんどん出来上がっていく食事。
セリフとかいっさいなく、ただ淡々と映像が流れていくだけ。
インド人の深いしわに優しさを感じる。
二十歳の頃、高級インド料理屋さんでウェイトレスの仕事をしていた。
コルカタ出身のシェフがすごく優しくて、まかない食べないときもバターの容器とかにカレーを入れてお弁当にしてくれてた。
嫌なことがあって文句を言うこともあっても、いつも笑顔で歌ったり踊ったり、裏表がなくて大好きだった。
この、インド人たちの優しさとか明るさっていうのは、宗教からきてるんだろうか。
どこかで読んだ話なんだけど、自分以外の絶対的な存在である神様がいるから、楽観的に毎日を過ごしていけるという。
だとしたら日本人にやっぱり足りてないのは、いい意味の宗教なのか。
自分をしっかりと信じることができれば必要ないのかもしれないが、簡単にできないもんね。
2013年2月デリーの空港で。ターバンを巻くのはインド人のなかでもシク教徒だけなのだ。
見ているとやっぱりインド料理が食べたくなって、帰りにインド料理屋に行った。
ナンおかわりなしランチ1000円で、伊勢市は全体的に料金高いよなって思うけど、久しぶりのインド料理はおいしかった。
チャイのスプーンにずっこけたけど。
まだまだ上映してるみたいなのでぜひ。
インド行きたい。チャパティ食べたい。