さすらわなくなったトビー!

旅を終えたその後の人生

糖尿病の猫の介護22

前回のおはなし 

tobitrip.hatenablog.com

 

ペス夫の調子は変わらなかった。

毛艶もよくなり、以前と変わらずごろごろいうようになったが、相変わらずごはんは食べなかった。

たまにごくごく少量のカリカリを食べるのも同じだった。

 

 

わたしはというと、行ってみたかった利尻島でのリゾートバイトが決まっていたので、それに向けて準備をしていた。

本当はリトルカブ利尻島まで行く予定だったけど、よくなるまで一緒にいたかったから飛行機をとった。

マイルがたまってて、ほんとうによかった。

 

f:id:tobitrip:20150627164646j:plain

 

そしてわたしは旅立った。

旅立ちの朝、ペス夫はいつものようにベッドの下でじっとしていた。

何匹かの猫に別れを告げて、タクシーに乗り込んだ。

 

毎日の点滴と給餌、それがどんなにペス夫を救っていたのか。

そのときは毎日のルーティンに組み込まれていたから何も考えていなかったけど、やっぱり介護というものは注意深く見守る人が必要なんだと、後になって気づいた。

 

いつも見ていただいて、ありがとうございます!

はげみになりますので、ぜひポチッとにほんブログ村 猫ブログ デブ猫へお願いします!

にほんブログ村