糖尿病の猫の介護⑫
前回のおはなし
次の日もペス夫を連れて病院に行く。
嫌がるそぶりは見せるが、抵抗する気力もないのかすんなりとキャリーに収まる。
昨日よりもぐったりしている。
「糖尿病であることはほぼ確定だけど、糖が出ているか確認したいので、尿を採ってきてください」と言われていたが採ることはできなかった。
明け方、母の布団の上でおもらしをしたのだ。
それも大量に。
トイレに行くこともできないのか、この頃からおもらしをするようになった。
横たわったまま、しみだすようにちょっとずつ。
そしてげーげーと吐くようになった。
毛玉とかえさではない。
最初は少し何かが混じっていたが、しばらくすると胃液だけになった。
黄色くてくさかった。
この日も点滴と吐き気止めを打ってもらい、家に連れ帰った。
だっこするとフケが身体中にくっついた。
いつも見ていただいて、ありがとうございます!