さすらわなくなったトビー!

旅を終えたその後の人生

タイは本当に微笑みの国です

わたしはタイが好き。

 

あの、暑い気候。笑顔の集団。辛くて酸っぱい、独特の味。パクチー

屋台で飲む、お腹を壊しそうなくらいたくさん入った、フルーツシェイク。

真っ青な空と、ペンキべた塗りの壁に映える、ブーゲンビリア

そのどれもが、ずっとわたしを呼んでいるのだ。

 

タイには二回行ったことがある。

一回目は、初めての海外一人旅だった。

人間工学とかまったく無視のかわいいだけのバックパックに、水着と少しの着替えを入れて、ドキドキしながら出かけた。

 

何もわからない日本人に、タイの人たちは優しかった。

ごはんを食べに連れて行ってくれたり、人形劇を見に連れて行ってくれたりした。

見知らぬおじさんにガパオをおごってもらったりした。

 

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そんな中でも一番こころに残っていることがある。

 

それはバンコクからクラビーに向かう、夜行バスの中でのこと。

その日の夜行バスは、死ぬほど足のにおい臭かった。

それに輪をかけてタバコの臭いもした。

足の臭いには我慢できても、タバコの臭いは我慢できない。

「こんなんじゃ眠れない!」と不機嫌さを露にしていると、まわりのタイ人たちが「こうすれば臭くないよ」と備え付けの毛布で鼻の上まで覆って、微笑んでくるではないか・・・!

なんだか臭いって怒ってるわたしがちっちゃく感じた。

そして、なんて可愛い人たちなんだろう、って死ぬほど思った。

ちょっと泣いてしまったくらい。

 

そんなことがあって、わたしはタイのことがとても好きになった。

 

 

そんなタイの記事を書きました!

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